サービスを受けるには相談支援が必要だと聞いたがどこへ行けばよいかわからない


Q.うちの子は、通所にも通い、行動援護で外出のサービスも受けています。

2年前から、相談支援の説明会にも何度か行き、これからは、サービスを受けるには相談支援が必要だと聞いたのですが、いまだに何の連絡もありません。

こちらから行かないといけないのですか。でも、どこに行けばいいのかもわかりません。今のところ、困ることはないので、ずっと待っていればいいのでしょうか。<167号>


A.この4月に、川崎市が出した(ご案内)には、以下のように書かれています。

 

 平成24年度の制度改正により「計画相談支援・障害児相談支援」が創設され、障害福祉サービス・  障害通所支援の申請手続き時には、サービス等利用計画・障害児支援利用計画の作成が必要となりました。

平成27年4月からは、原則としてすべてのサービス利用者に必要となる予定です。ということで、やはり、今年度中には、「サービス等利用計画」作成する必要があるようです。

 

☆サービス等利用計画は、意味があるのですか。

 

障害福祉の制度はとても複雑です。当事者がこんな風に生活したい、こんなことで困っていると思っても、どのような社会資源を利用したらよいか、的確な情報を得ることはとても難しいと思います。

さらに利用したいサービスをどこの事業者に頼んだらいいのか、厳しい状況にあればあるほど、それらの手続きを当事者や家族が行うのは、困難だと思います。

当事者の生活実態やニーズに合わせた総合的な支援計画を立て、情報を提供し、サービスに結び付けるのが、相談支援の役割です。


障害児支援利用計画・サービス等利用計画について
川崎市のホームページより