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てんかんの薬の副作用が心配。血中濃度はまめにはかってもらった方が良いのか


Q.2010年3月9日(火)ソレイユ川崎にて、ヘルパー会の研修が行われました。江川先生の「ケアに絡む応急対応」ということで、主に発作に関わるお話を伺いました。研修会でこんなときどうすればいいの?という質問がいくつか出ました。

 

☆てんかん発作を抑える薬を服用していますが、攻撃的になったり口内炎ができたりと、副作用が疑われるのでお薬の量を減らしています。

てんかんのお薬は血中濃度が大切との事ですが、まめにはかってもらったほうがいいでしょうか。(家族)<126号>


てんかんのお薬の副作用 

眠気

薬疹

多動

歯肉肥厚

肝障害

血小板減少

食欲・亢進

筋力低下

分泌物増加

 


A.増やす時にはまめに確認が必要だが、減らす場合は、減らす前にはかっていて、そこから類推できるのである程度大丈夫。

減らして状態がよくなるかは、少しずつ確かめながらやっていく必要がある。時間がかかるが、ひとつひとつの条件をつぶして何が原因かを特定していく。

今きいている薬をあきらめて、改めて変えるのは勇気がいる。ここ4年ほどで新薬もいくつか出ている。

 

☆支援に入っているお子さんで大きな発作を起こすのだが、お母さんがなれていて、不安に思うことがあります。(支援者)

 

発作の大きさについては長年暮らしている家族の判断に任せてもいいのではと思います。

 

☆子どもの様子がおかしいときがあるが、発作かどうかの判断がつかないときがあります。医師にどのように話したらよいでしょうか。(保護者)

 

様子がおかしい時は、ビデオなど動画をとって医師に見せる。プロに判断してもらう。そこではっきりしなければ、24時間脳波をはかる検査もある。

 

研修会の内容についてはDVDに収めてあります。ご覧になりたい方は、ロンド事務所までお問い合わせください。