Q.70代の母親です。娘は40過ぎから急に歩けなくなり、全介助になってしまいました。父親は入院中で、私が一人で介助しています。
*障害者住宅に入りリフトもつけてもらいましたが、体重が60kg以上ある娘の介助は大変で、先日トイレで転倒させてしまい救急車を呼ぶ騒ぎになってしまいました。
さいわい大事には至りませんでしたが、介助にすっかり自信をなくしてしまいました。通所の送迎車が来る前の、朝の時間帯にヘルパーさんに手伝ってもらうことはできませんか。
A.お母さんの依頼で、通所先の支援センターのワーカーさんと、福祉事務所のワーカーさん、それにロンドの担当者でケース会議を開きました。
この方はデイサービスに週4日通っていています。この通所日の朝ケアの手伝いをヘルパーに頼みたいということで、朝9:00~10:00に入ってほしいとの要望でした。
川崎市からはデイサービスの利用者は通所日の8:30~17:00の時間帯にヘルパー利用はできないとの通達がありますが、デイサービスとの契約時間を6時間以上だったのを4~6時間未満にして、ヘルパー利用を認めてもらうことが出来ました。
送迎についても通所先から10時にお迎えにきてくれることになり、帰りが以前より30分ほど早くなりましたが、週4日の通所が続けられるようになりました。
この方の場合、通所を続けるにはヘルパー利用が不可欠であり、通所が続けられなければ家庭の介護力から考えても地域生活自体を続けることが難しくなることが予想されます。
「施設から地域へ」の理念に逆行しないためにも、地域生活を支えるデイサービスや通所施設と居宅介護事業所(ヘルパー)、行政との連携を強くしていく必要があると思われます。(遠藤)
「障害者福祉」が変わろうとしています。川﨑ではどうなるのか、私たちはどうするのか。
みんなで検討するセミナーを開きませんか。趣旨に賛同される団体・個人の方で集まって実行委員会を作りたいと思います。関心のある方はぜひいらしてください。
11月12日(金)19時~ 場所 サポートセンターロンド 連絡先 930-0160
仮称 川﨑での障害者の福祉を考えるセミナー実行委員会