◆相談


◆相談支援・計画相談

▮相談支援とは・計画相談について①<228号より>

唐突ですが、みなさん日ごろの困りごとなどを相談できる場所があったり、相談できる人がいらっしゃいますか?

 

なんとなく話せたりする場所や人がいても、実際に福祉サービスを使うとなると、まずは区役所になりますよね。ところがこの区役所に相談に行って、よく分からないままで終わってしまうと、もう一度行こうとは中々思えなくなると思います。

 

◇相談支援センター

 

実は相談先は区役所だけではないのです。過去の経過から言うと、相談を受ける場所として、生活支援事業所、生活支援センターがありました。

 

現在は、平成 24年に障害者自立支援法の改変に伴い、相談支援体制の充実が明記され、川崎市の場合、各区に基幹相談支援センターが1カ所、地域相談支援センターが3カ所、各区に計4カ所公的相談窓口として、川崎市から委託(運営費が市から出ている)を受けた相談支援センターと、他に自らが手を上げて川崎市から指定を受ける指定特定相談支援事業所という場所があるのです。

 

(川崎市の場合、他の自治体と体制が違います。この辺りの経緯はまたの機会で)

ご存じでした?

 

ですが、この相談支援センターの存在をみなさんご存じでしたでしょうか?

最近では、区役所に福祉サービス利用の相談に行くと、相談支援センターの一覧が載っている紙を渡されて、「この中から選んでください」と言われた方も少なくないと思います。

 

ですが、「ここでいったい何をしてくれるのか、よくわからない。でもサービスを受けるには相談支援センターに行かないといけないらしい」。なんだかよく分からないけど、どこかに決めないと…ということになるのだと思います。

 

◇なにをしてくれる

では相談支援センターとは、なにをしてくれるところなのでしょうか。

 

市のホームページには「障害のある方が、地域で安心して暮らすことができるよう、地域の関係機関と連携しながら、障害のある方やそのご家族などのご相談をお受けし、支援を行っています。障害種別や年齢に関わらず、ご相談をお受けしていますので、障害者相談支援センターへお気軽にご相談ください。」と記載されています。

川崎市「障害者相談支援センター」川崎市のホームページより

 

◇相談支援の存在

しかし前述のとおり、みなさんがその存在を知り、活用できなければ意味がありません。まずは相談に行ける場所だということ、相談できる場所があるということを誰もが知っているようにならなければ意味がありません。

 

相談支援センターのみならず、相談支援についてはまだまだみなさんにお知らせしていきたいことがたくさんあります。以後、定期的にお知らせしていきたいと思います。(続く)