◆川崎市の防災対策・情報


▮川崎市の防災対策・情報


防災対策・情報と言っても、市が公表しているものは膨大にありますので、その中から代表的なものを取り上げます。自分の身は自分で守ることが原則ですが、障害者(特に重度障害者)はそう簡単にいきません。簡単にいかないからこそ、日ごろからどう行動するかを考え備えておくことが大事だと思います。

 

●災害時要援護者避難支援制度(災害時要援護者のための防災行動ガイドより)

本人が申し込みをして、市の名簿に登録され、災害時に支援組織(町内会・自治会、自主防災組織及び民生委員児童委員)が可能な範囲で避難支援等を行います。
災害時要援護者避難支援制度の登録申込みについて(川崎市HP)

 

●川崎市の防災計画 

市では地震・風水害・その他災害に関する計画・対策をそれぞれ作成しています。内容はそれぞれにおいて膨大な量になりますので載せませんが、重度障害者のことを考えたものは無いといってよいと思います。→川崎市の防災計画(川崎市HP)

●川崎市の防災情報市のホームページ防災情報ポータブルサイトか区役所へ)

避難所や応急給水拠点を示す防災マップ・津波ハザードマップ・土砂災害ハザードマップ・ゆれやすさマップ・液状化危険分布

 ※各区それぞれマップがありますので、自分の地域のものは把握しておくことをおすすめします。

 

●災害用伝言ダイヤル・災害用伝言板等(災害時は通信が混乱します。通話は控え伝言板等を利用しましょう。各社サービスがありますので、確認しておくことをおすすめします。)

 

災害用伝言ダイヤル(171)災害用伝言板(NTT Docomo)

災害用伝言板サービス(au by KDDI)

災害用伝言板(SoftBank)、災害用伝言板サービス(Y!mobile)

災害用音声お届けサービス(NTT Docomo)

災害用音声お届けサービス(au by KDDI)

災害用音声お届けサービス(SoftBank)
災害用伝言板(Web171) インターネットを利用して被災地の方の安否確認を行う伝言板

 

●二次避難所(福祉避難所)

 

川崎市は二次避難所がどこか公表していませんが、中原区公表の二次避難所運営マニュアルの中で、「社会福祉施設と協定を締結、または指定することを前提とします。」と書かれています。しかし、既存の施設で新しい人を受け入れるのは難しいでしょうし、その前に一時避難所に行き、そこで二次避難所へとの判断をされる訳で、重度障害者が一時避難所に行くところから困難であると想像できます。→川崎市二次避難所運営マニュアル(川崎市HP)

 

冒頭でも書きましたが、自分に合った情報を知っておき、どう対応するかを考え、準備しておくことが必要だと思います。