“やさしい住まい”という制度があると聞いたのだが、どんな助成を受けられ、どのような段取りが必要なのか?


Q.段々体が大きくなってきた重心の息子がいます。抱っこがかなり辛くなってきたので、リフターの導入など住宅改修を検討したいと思っています。


“やさしい住まい”という制度があると聞いたのですが、どんな助成を受けられるのでしょうか?また、実際バリアフリーの工事などをするまでにどんな段取りがあるのでしょうか?<272号>


A.お子さんの成長や、お体の状況の変化によって、介護や支援内容が変わっていきますよね。住宅改修をご検討ということで、川崎市のやさしい住まいという制度について簡単にご説明します。

 

“やさしい住まい”とは正式名称をやさしい住まい推進事業と言って、住宅改修と自立促進用具の交付によって、生活環境の改善を図れるよう、助成を受けられる制度です。

 

【住宅改修】浴室、トイレ、玄関、台所など

 

◎制度を利用できる方

・身体障害者障害者手帳保持者で障害の程障害度が一級または二級

知能指数が35以下の方

・身体障害者手帳保持者で障害の程度が三級かつ知能指数が50以下の方

 

【自立促進用具】ホームエレベーター、段差解消機、階段昇降機、リフター、昇降補助機器など


◎制度を利用できる方

・下肢または体幹機能障害三級以上及び内部障害一級にて、在宅での日常生活をする上で必要な移動が困難な方

(障害者更生相談所、地域療育センター等の専門機関により、交付を認められた方)

 

手続き的には図のようになります。まずは最寄りの区役所や相談支援専門員に相談、専門機関であるリハビリセンターの助言、業者との打ち合わせとなりますが、実際に改修を行ったことがある、お友達や知り合いの方に聞いてみるのが一番イメージしやすいかと思います。

やさしい住まい推進事業 フロー

やさしい住まい推進事業(川崎市 ホームページ)



やさしい住まい助成金について(紀さんの福祉情報)