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川崎市の「重度訪問介護の現状」を教えて欲しい


Q. 今年、「重度訪問介護従事者研修」に参加しました。座学、実習ともに大変素晴らしい内容でした。しかし、受講生は10人足らず。正直驚きました。

 

川崎市内では重度訪問介護を行っている事業所は少ないと聞いています。地域で暮らしていくために様々な支援を必要としている方がいます。そのニーズに寄り添って支援していけるサービスのひとつに重度訪問介護があると思います。今後この研修が広く知られて受講する方が増えるといいと思います。

そのためにも川崎市の重度訪問介護の現状を教えてください。

「重度訪問介護 従事者研修」で講師をしている障害当事者のM・Aさんにお聞きしました。<255号>

A.ご参加くださいましてありがとうございました。

毎年重度訪問介護従事者研修会を行っていますが、毎年同じく受講生はそんなにいません。私も人数の少なさには驚いています。私も支援を必要としているひとりです。重度訪問介護のヘルパーさんは時間が長いのでとても大変だと思っています。現実に私は朝9時~18時30分まで入ってもらっている本人です。

そうですね、私も受講者が増えるよう願っています。そうしないと私達障がいのある人の一人暮らしは無理だと思っているからです。こういう研修を増やしていきたいと私も思っていますが世の中の皆さんが関心を持っていなければ無理なのではないのでしょうか。

川崎市の重度訪問介護の現状は、他の介護は単価が高いにしては重度訪問介護の単価は低いと聞きました。一番重労働の重度訪問介護の単価が低いと言うのは私も納得がいかないです。

現に今現在ヘルパーさんが少ないので私もネットで調べて、重度訪問介護と書いてあるところに電話で問合せして聞いてみると「すみませんが今は重度訪問介護していません」の連続でした。探すのが大変なくらい無いです。

これでは障がいを持っている人の一人暮らし、地域で生きていきたいと思っている人の心はどうなっていくのか心配なので私もなんとかしていきたいと思っているしだいです。

このへんで私がヘルパーさんに何をしてもらっているかを、聞いてもらいたいと思います。

私の生活は午前中に髪をとかしてもらい顔のことをしてもらい(朝、夕)部屋の掃除、主に拭き掃除・買い物・食介・昼夜食事の用意、からだを寝かせたり起こしたり、トイレに入れてもらう、STなどの時に使った道具を捨ててもらったり洗ってもらったりしています。

後、健常者の人と違うところは、トイレットペーパーを折ってもらっています。細かいことを書くともっと沢山ありますが、とにかく重度訪問介護の単価が低いことは私も納得が出来ません。



重度訪問介護とは(紀さんの制度情報)