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多摩区の基幹相談センターがなくなったと聞いたが、これからは誰に相談したら良いか?基幹相談と他の相談センターの違いは何か?


Q.昨年まで、多摩区の基幹相談センターの方に、いろいろ相談に乗っていただいていました。制度や利用できるサービスのことだけでなく、家族のことなども相談ができ安心でした。

昨年の10月に、多摩区の基幹相談センターはなくなったと聞きましたが、これからは誰に相談すればいいのでしょうか?

基幹相談センターと他の相談センターの違いは何でしょうか?

麻生基幹相談センターの河村さんにお聞きしました。)<250号>


A.障害のある方やその御家族等からのご相談をお受けしている障害者相談支援センターは、川崎市から委託を受けた法人が設置運営する公的な相談機関です。

障害や年齢、障害福祉サービス利用の有無に関わらない相談支援や、制度・サービスの利用案内等を行っています。

 

●現在、地域相談支援センターは各区に3~4ケ所、基幹相談支援センターは川崎市に3ケ所設置されています。

 

障害のある方とそのご家族の身近な相談窓口(障害者相談支援センター)川崎市のホームページより


●また、同様に相談をお受けしている場所として、各区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)・各地区健康福祉ステーションがあります。

 

令和3年10月から、川崎市では相談支援体制のさらなる充実を図るため、障害者相談支援センターの体制が再編・整備されました。この再編・整備により、地域相談支援センターと基幹相談支援センターの役割が以下のようになりました。

 

地域相談支援センターは地区担当制を導入することにより、障害のある方やその御家族等からの相談窓口を明確化し、地域の関係機関とのネットワークづくり等を進めます。

また、区ごとの人口や障害者数等を考慮し、川崎区及び中原区にセンターを1ケ所増設し、体制の強化を図りました。

 

基幹相談支援センターは、複数区担当制となり、南部(川崎区・幸区)、中部(中原区・高津区・宮前区)、北部(多摩区・麻生区)の3か所体制に再編され、地域の相談支援機関等に対する後方支援や広域的(市外からの転入等)な調整、地域移行(長期入院者・施設入所者)の取組等、基幹固有の業務に特化した体制の整備がされました。

 

障害者相談支援センターが担当する地区を一覧で分かりやすく示したリーフレットが作成され、各区役所等窓口及び障害者相談支援センター等にて配布をしています。
 

この再編により、御利用希望の方はお住いの地区を担当する地域相談支援センターへ御相談をお願いします。もちろん、今まで通り各区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保険所支所)・各地区健康福祉ステーションでも御相談が出来ます。


●その他、障害福祉サービスを御利用している方は、指定相談支援事業所への御相談も出来ます。御利用の詳細は各区役所か障害者相談支援センターへお問合せ下さい。

 

今回、多摩区の基幹相談支援センターを御利用されていた方について、再編後は地区担当制になりますので、お住いを担当する地域相談支援センターや各区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)・各地区健康福祉ステーションへ御相談をお願いします。

 

御利用について説明をさせ頂きましたが、分かりづらい点がございましたら障害者相談支援センターや各区役所地域みまもり支援センター(福祉事務所・保健所支所)・各地区健康福祉ステーションへお問合せ願います。