ケア会議(サービス担当者会議)とはどのようなことをするのでしょうか


Q.ケア会議(サービス担当者会議)というものを耳にすることがあったのですが、ケア会議(サービス担当者会議)とはどのようなことをするのでしょうか?<229号>


A.ケア会議(サービス担当者会議)とは、福祉サービスを利用されている方に関わっている関係者が(相談支援専門員、サービス事業所、訪問看護ST,区役所の担当者など)集まって、福祉サービスを利用されている当事者及びご家族と共に、サービスのあり方について確認をしたり、課題などの検討を行います。

 

Q.ケア会議(サービス担当者会議)とは、どのような時に行われるのですか?

 

A.福祉サービスを始めて利用されるときに、相談支援専門員がご本人やご家族にどのようなご希望があり、どのような生活を送りたいかなどをお聴きし、必要な福祉サービスを調整し、サービス等利用計画案という書類を作成します。このサービス等利用計画案を元に、最初のケア会議(サービス担当者会議)を行います。

 

すでに福祉サービスをご利用の方は、利用する福祉サービスにもよりますが、おおむねご本人の誕生月かそれ以前約1ケ月前の間と、モニタリングといわれる月。(モニタリングする時期は、利用者の生活環境やサービス内容により異なります)または生活環境に変化があったり、福祉サービスの利用に増減が必要になった場合に、ケア会議(サービス担当者会議)を行う場合があります。

 

Q.ケア会議(サービス担当者会議)の場で、私たちは何をすれば(言えば)いいのでしょうか?

 

A.基本的には、ケア会議の前に相談支援専門員がご本人に最近のご様子などのお話しを伺い、今の状況で生活等に問題はないかを確認してから、ケア会議を行いますので、事前のお話しの際に、困っていることや新しいご希望等がありましたら、相談支援員にお伝えください。

ケア会議当日はサービス事業所や関係機関から、現在のサービス内容や要望等についてのお話しが出たりしますので、改めてご本人や家族のご希望等をお話しください。

 

ケア会議終了後に、事前のお話しや当日に言えなかった事などあれば、いつでも相談支援専門員にお話しください。逆に相談支援支援専門に直接話にくいような場合で、役所のワーカーさんや、話しやすい事業所さんなどがあれば、そちらにお伝えくだい。



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