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阪神大震災を経験した、情報も伝わらず水道も止まった。日ごろからの備えが必要だと思う。


Q.24年前(1995年/平成7年)1月17日、阪神大震災の時、僕は大阪の難波にいました。5時46分、社宅のアパートで寝ていると、縦揺れが2~3分続いてびっくりしました。

同僚や地元の人も見に来てくれましたが、震源地から離れていたので、建物は無事でしたが、電気はつかない、水道は止まる、コンビニに行っても商品がなく、遠くまで買い物にいってもらいました。情報は伝わらず、電話も通じない、寒く震えていました。つくづく、日ごろからの備えが必要だと思います。(和田)<217号>


A.「地震は起こるかもしれない、でも多分、大丈夫」そんな考え方を改め、できる事から防災の準備をコツコツと始めました。今日は取り組んだ中からいくつかご紹介します。

 

◆子供の薬とお助けカード

 

子どもは朝、夜と抗てんかん薬を服用しています。日中服用することはない為、学校にも放デイにも薬を預けていません。でも、災害の時、すぐに迎えに行けない時、薬がないと困るな。ということで、学校やわくわく、放デイにいつも持たせるバックの中に、いざという時の「5点セット」を入れておきました。

 

①てんかん薬3日分、②シリンジ(水で薬を流し込む用)、③処方箋、④障害者手帳のコピー、⑤お助けカード。

 

※お助けカードには、本人の基本情報に加え、緊急連絡先、かかっている医療機関、薬の飲ませ方、食べられるもの、支援して欲しい事などを書いておきました。

▶<参考>川崎市サポートカード
かながわけんみん防災カード

◆水と食料

 

飲料水、1人3リットル×人数×7日間を目安に備蓄しました。使用期限の切れたものは生活水として予備に備蓄しておきます。また、長期の断水の時に備えて20リットルの水タンクを4つ購入し、併せて重いものを運べるカートも購入しました。

 

子どもは普段ミキサー食なので、すぐに食べられるおかゆとパンをローリングストックに取り入れました。おかゆはいくつも試して、本人に合う形態のものを探しました。パンはロングライフパンという一ケ月半位長持ちするもので、本人も気に入った様子。外出時などにもおやつ代わりに持ち歩くようになりました。すぐに食べられるものがあるとやっぱり安心です。

 

◆携帯

 

ソーラーバッテリー充電器を購入。曇りでもつかえるものを選びました。曇りの日に窓際置いてみて、充電されているのを確認しました。それに合わせて、このソーラーバッテリーからUSBで給電できる懐中電灯(ランタン)も購入しました。