Q.私たちの住む川崎で、子どもが殺される悲惨な事件が起きました。大人として、どうして助けてあげられなかったのか、あの日以来、考えてしまいます。
もし身近で、困っている子供がいたら、どうしたら助けてあげられるのでしょうか?<176号>
A. 本当にあの事件は衝撃でした。今も献花が絶えないということは、たくさんの人たちが、同じような思いでいるのだと思います。二度と再び、あのような事件が起こらないように、市民の一人一人が、子どもを守る意識が必要なのだと強く思います。子どもたちは、大人が思う以上に、家族や周りに気を使い、本当の思いを打ち明けることができません。
川崎市では、24時間対応できる電話相談を設けています。ご近所や、それぞれの関わる場所で、大丈夫かなと思われる子どもたちに出会ったら、声をかけてあげること、対応が難しそうなら、相談機関に連絡を取ることは、市民としての大人の責務だと思います。
▮おとなのみなさんへ
子どもたちのちょっとした変化、気づいていますか?
子どもたちは声をかけてもらうのを待っているのかもしれません。子どもたちの話をじっくり聞いてあげてください。
何かありましたら、お気軽に相談機関へお知らせください。