Q. 自閉症の子どもの親です。川崎市にも「発達障害者支援センター」ができる、と聞いたのですが……。
A. 発達障害者支援法によれば、発達障害は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」とされます。
発達障害者支援センターとは、発達障害のある方とそのご家族、関係する方たちのための支援センターです。皆さんが安心して暮らしていくためのお手伝いをします。
川崎市は遅れていましたが、平成19年度10月に、川崎駅のそば(場所未発表)に開設されることが決まっています。
読売新聞の記事((2007年2月20日)を要約すると、
《川崎市は発達障害者とその家族への支援体制を拡充する。拠点となる「発達障害者支援センター」を開設。
市立小中学校に「特別支援教育サポーター」42人を配置。発達障害は「わがまま」や「親のしつけが悪い」などと誤解されるケースが多かったが、2004年の発達障害者支援法の成立で「障害」と認知。
市に寄せられる相談のうち、7割が発達障害を持つ子どもに関してだという。支援の充実を求める声が上がっていた。
センターには、社会福祉士や臨床心理士など4、5人の専任職員が常駐。医療・福祉・教育と連携しながら、適切な支援計画を作る。》
とのこと。
また、平成22年に宮前区向丘地区に完成予定の「地域療育センター」(民設民営)にも、「発達障害者支援センター」が併設される予定です。
こちらについては、8月25日、市の職員を交えての意見交換会が開かれます(詳細は次のページをご覧下さい)。