入所者だが日中のヘルパーは利用できるのか


Q.施設に入所しています。自立支援法になったら、夜間の居住施設と日中活動が分かれると聞きました。

日中に外出する場合、ふれあいガイドなどのヘルパーが利用できるようになると思い、楽しみにしています。いつから、可能になるのでしょう。私は、両親も亡くなり、帰宅できる家はありません。

 

最近、在宅で生活している友だちができ、一緒に食事や買い物などの外出をしたいと思っています。彼は、ヘルパーを利用しての外出が可能ですが、私の場合は、ヘルパーがつけられないのでしょうか。

今まで頼んでいたボランティアさんは、私の外出したい日中の時間は、みんな仕事を持っていて頼むことが難しいです。車イスへの移乗などの介護が必要なので、経験の無い人にボランティアさんをお願いすることが出来ません。できれば、ヘルパーを利用できると助かります。


A.自立支援法によって、入所施設は、夜間の居住施設と日中活動に分かれます。これには5年の間に新体系へ移行することになっています。

身体障害のある人の当事者団体であるマイライフカワサキでは、入所者の外出サポートについて、長年取り組んでこられています。代表の和田さんが、先日川崎市と交渉されたので、聞いてみました。

 

川崎市の障害計画課の方に聞いてみたところ、自立支援法の移行については各施設の運営によるということでした。入所者の方で、それぞれの施設に、早く新法による施設に移行するようにお願いするしかないということでした。

 

今後どのように、この問題を取り組んでいくか、マイライフとしても入所者を中心に検討していきたいと思っています。今、入所施設のあり方についても、当事者からの意見をまとめていくことが大事だと思っています。

 

*ふれあいガイドの利用については

 

「サービス利用計画上、サービス提供予定時間に施設からサービス提供を受けないこととしている時間帯(一時帰宅中等)において利用できる。」となっています。

 

マイライフカワサキとは

マイライフ・カワサキはメンバー 一人一人が どうやって 自分自身の暮らしを 良くしていくかを考える会です。なりたい自分となれる自分とには誰でも多少なりとも差が有ると思います。とにかく一人一人が望んでいる生活に近づければ良いかなと考えています。

 

いろんな立場の人(施設入所の方、在宅の方等)がいる会です。それぞれちがうので、心配がある場合は、どんどん質問をして下さい。外出に是非一緒に行ってみませんか。月に1回ミーティングを持っています。