Q.知的障害のある女の子の母です。今度、地域の小学校を卒業して養護学校に進学することになりました。母親の私は仕事を持っているので、今までは、放課後わくわくプラザにお願いしてきました。
養護学校の中学部になったら、放課後どのように過ごさせたらいいでしょうか。家で、ひとりで過ごすことはとてもできませんし、兄弟もなく祖父母も遠くに住んでいるので、みてもらうことができません。
A.昨年から、障害のある中高生の放課後支援として、タイムケアが始まりました。これまで学童保育やわくわくプラザで小学生の放課後支援はあっても、中高生の支援はほとんどありませんでした。
障害のある子どもさんのいるお母さんが、働き続けることはとても難しいことでした。
今年度から始まったタイムケアは、川崎市が子ども文化センターの一室を提供し、支援事業者に事業委託をするもので、6ヶ所の子ども文化センターで開催されました。学校へのお迎えや自宅への送迎もあり、夕方6時までみてもらうことができます。
1月に発表された川崎市の(自立支援法に基づく)「障害福祉計画」には、来年度からのタイムケア事業の実施が次のように書かれています。これによると、いっそうの拡充が図られる方向のようです。
① 日中一時支援事業について
「障害のある方(児童を含む)の日中における活動の場を確保し、障害者等の家族の就労支援及び障害者等を日常的に支援している家族の一時的な休息を目的とした支援を行う。」
② 各年度の見込み量の推計
日中一時支援事業
(障害児タイムケア) |
平成18年度 |
平成19年度 |
平成20年度 |
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定員60名
(6箇所) |
定員100名
(10箇所) |
定員140名
(14箇所) |