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新サービス(自立支援法)が複雑でよくわからない


Q.4月1日の自立支援法開始にむけて、現在サービスを利用している方には申請書類が送付されたりと、いろいろなことが急ピッチで動き出しています。それでも、まだわからないことばかり…。いくつかの質問を調べてみました。

 


☆「新サービス」が複雑で、よくわかりません。わからない点は、どこに問い合せたらいいのでしょう。


A.不明な点については、各区の保健福祉センター(福祉事務所)か、障害者生活支援センターにお問い合わせ下さい。

今後は支援センター(相談支援事業者)の役割がいっそう大きくなってきます!

 

※なお「障害計画課・自立支援準備担当」の窓口は、以下の通りです。

 

電話 044(200)2927

FAX 044(200)3932

メール 35syokei@city.kawasaki.jp

 


☆自立支援法が始まる4月から、今までのヘルパーは使えなくなるんでしょうか?

 

基本的には、2006年9月までは今までと同じ形でヘルパーが使えます(経過措置)。ただし、4月から1割負担が始まります。

 


☆脳性マヒで在宅生活をしています。毎日ヘルパーを使わないと、生活が成り立ちません。「重度訪問介護」というサービスに変わる、と聞きました。でも具体的な話がみえません。

 

「重度の肢体不自由者で常に介護を必要とする人」が使えるサービスで、身体介護や外出支援などを「総合的」に使うもの、とされています。ただ、認定審査でどの段階の人が対象になるかは、よくわかっていません。

 

☆知的障害のある子供の親です。移動介護をずっと使ってきました。来年の10月以降も使えるのか心配です。

 

外出支援については、「著しい行動障害を有する」とされる方には「行動援護」があります。また比較的ボラに近いお出かけや学校送迎などには「(現)ふれあいサポート」があります。では、両方にあてはまらない人の外出支援はどうでしょう? 

川崎市は「今までのサービスを後退させない」と言っています。つまり3段階の外出支援の形が検討されています。移動支援事業のこれからの動きに注目です。

 

☆「行動援護」の話は、川崎市ではどうなっているのでしょうか?

 

川崎市では現在検討中、とのこと。全国的に動きも鈍いし問題点も多く、現場の実態=ニーズを伝えていくことが大切になりそうです。

 


☆グループホームの利用者は、やっぱりヘルパーさんを使えないのでしょうか?(外出がしたくて入所施設からホームに移ったばかりなのです・・)

 

今までのグループホームは、今後は「ケアホーム」(自立度が高くケアのあまりいらない方が対象)と「グループホーム」(ホーム内でのケアが必要な方が対象)に分かれますが、どちらも、ホーム職員以外のヘルパーの利用は原則認められていません。それでは困ってしまう方もいらっしゃいますよね・・。川崎市独自の移動支援事業は、ホームの方も使えるようになるのでしょうか。

 


※障害児の支援については、どこに尋ねても、よくわかりません。わかっているのは、児童デイサービスは4月以降も使える(ただし1割負担)こと、一般の区分認定から外れていること、くらいです。特に児童期については自主的な学習会が必要になるでしょう。