Q.知的障害の29歳の息子がいます。いつもはとても穏やかなのですが、波があって、月に何日か夜間家の中を走り回ったり、どんどん飛び跳ねることがあります。
体も大きいため音も響いてしまい、マンションの下の階の方から苦情が絶えません。飛び回るときには、夫婦で押さえるようにしていますが、かえって興奮し暴れることになってしまいます。
ライブリー渡田に緊急でショートステイをお願いしたところ、空きがないので4日ほど待ってくださいといわれてしまいました。親も子も何日か眠れない状態が続いています。どうすればいいのでしょう。
A.この方の場合は、サポートセンターロンドをご利用されるのは初めてということと、ご家族もご心配ということで、3日間ご家族でセンターに宿泊していただきました。
ひかるホールは、夏に防音設備をした後だったので、気にせず使っていただくことができました。そのせいでしょか、3日間のうち、夜中に動き回られたのは、2日目の2時間ほどで、あとは皆さんでゆっくりおやすみになれたということでした。
9月以降、サポートセンターロンドに、緊急時のショートステイ先がいっぱいなので、何とかできないかというご相談が、支援センターや家族の方から6件ありました。いずれも緊急に職員体制をとってお受けしてきました。
「親族に不幸があり、急にでかけなければならない。」という方がほとんどで、翌日からまたはその日の夜からという対応でした。
ご家族の方も支援センターの方も必死で探しておられる様子が電話口からも伝わってきて、どうにかしなくてはと対応してきましたが、この先どこまでやりとおせるのか不安もいっぱいです。
またロンドでの対応が終わった後も市外のタンポポの家などを利用されている場合もあるようで、明らかにショートステイ施設の不足を実感しています。
◆この件に関して、障害計画課の方に質問しました
重心施設が17年に、知的障害の入所施設が19年にできるので、それで整備していく。ライブリー渡田のようなショートステイ専門の施設は今後作る予定はないということでした。
またショートステイは整備された施設で行いたいので、それ以外の民間の宿泊サポートへの援助は認めないという回答でした。・・では、本当にどうすればいいのでしょうか。