Q.私の息子は脳性小児麻痺で、障害は1種1級です。全面介助ですが、おしゃべりはかなり上手になり、コミュニケーションは十分にとれます。今は地域の小学校の特殊学級に通う小学3年生です。
私は主人の手伝いと義母の介護をしているため、学童保育にあずけておりましたが、小学3年生で学童も卒室になります。そこで、放課後、子どもの遊び相手になってくれるボランティアを探しています。
去年の9月頃からケースワーカーさん、社会福祉協議会、幸市民館の社会振興係と相談をし、募集をかけましたが、厳しい状況です。学童の年限延長も考えましたが、先生方も直接だめとはいわないものの遠回しに拒否する言い方をされ、年限延長はしないことにしました。
子どもは、人とおしゃべりするのが大好きです。ボランティアさんに相手をしてもらいながら他の子どもたちとも関わりを持てたらと思ってはいるのですが、どうかボランティアさんを探すのに協力していただけませんでしょうか。
A.川崎市では学童保育に入室していた人に限って、卒室後は介助指導員という制度が使えますが、指導員は自分で探すしかないようです。戸叶さんもこれを使われる予定です。どなたかご利用者様のお子さんの介助指導員になってくださる方はいないでしょうか。
療育ねっとわーく川崎では新しくできるサポートセンターで、障害種別や年齢を問わない(学齢期を中心とした)ミニデイサービスを週3回から始めていこうと思っています。しかし残念ながら市からの補助金がないため、家族に利用料負担をお願いすることになります。
学齢期に地域の中で人との豊かな関係づくりをしていくことは自立に向けて大切なことです。家族だけとの生活にならないよう、子どもたちが集まれる場所やサポーターの確保など、川崎市独自の対応を望みます。