Q.私の娘は肢体不自由で31歳になります。座位は取れますが立つことはできません。小さいときから体が大きく今は体重が60kgほどあります。数年前までは、家族でお風呂に入れていましたが、父親が病気になり無理ができなくなってからは妹や兄に頼んで入れていました。
他の方に勧められ、入浴サービスも使っていますが、月に3回なので、せめてもう1回は入れてあげたいと、家族でがんばってきました。でも家族がそろっていないと入れられないことが続き、かわいそうに思っています。体を拭くだけでは細かいところまできれいになりません。
お風呂にゆっくり入れてあげたいのですが、体も大きいので他の人に頼むのも考えてしまいます。どうすればいいでしょうか。
A.お風呂にもっと入れてあげたい………こんなサービスが使えます
・重度障害者入浴援護事業入浴サービスがあります。巡回サービスカーが各家庭を訪問し、浴槽を家庭に持ち込んで看護婦さんも含め3人で入浴させてくれます。
・訪問看護婦さんの入浴サービスがあります。
・ホームヘルパーの入浴サービスもあります。
訪問看護婦とヘルパーとの組み合わせ、ホームヘルパー2名での入浴介助と身体の大きな方の場合は、2名での介助ができます。この方の場合は、ホームヘルパーが2名で対応しました。
2名で介護しても利用者の費用負担は1人分です。湯船にゆっくりつかって、両手足をゆっくり伸ばし、とても気持ちよさそうです。
最初は週1回でしたが、入浴サービスが来ない週も1回は入浴させたいということで、月5回の訪問になっています。